そらあかんわ
小垣内内科クリニックっちゅうとこがあってな、HバスのM営業所のちょっと手前にあるんや。風邪気味やったさかい、まあ近いし行ってみよか思て入ったんや。 受付見た瞬間、わいの顔がピクッとなった。そこにおったんは、前に別の医院でわいに不愉快な思いさせたあの女性や。まさかの再会や。「医療界も人材の循環がようできてるなぁ」とか皮肉なこと頭の中でつぶやいてもうたわ。 対応の仕方も昔のまま。あいかわらず愛想の「愛」の字もない。口角が上がることを職業倫理で禁止されとるんちゃうか思たくらいや。 診察自体はようある風邪のパターンやった。で、終わりかけに「先生、最近よう鼻血が出るんですわ」て相談してみたんや。そしたら小垣内先生、カルテから目も上げんとこう言いよった。 「わたし内科医ですので、わかりません。耳鼻咽喉科に行ってください」 ……いや先生、鼻血出るっちゅうのは体の中の話ちゃいますの? 内科の“内”って、どこの“内”なんやろな。まさか自分の専門の内だけやないやろな。 診察室出ながら、わい思たわ。「ここは病気を診るとこやのうて、担当外を断る場所なんやな」と。 次に鼻血出ても、もうここには行かん。どうせまた「わかりません」言われるだけや。せやけど、受付のあの人にはピッタリの職場やと思たで。患者の話、聞かへん医者と、客の顔、見いひん受付。ある意味、息ピッタリや。
山地歯科っちゅう歯医者がN商店街の中にあるんや。小さな交差点の角に交番があって、そのすぐそばや。交番が近いっちゅうのは安心やけど、まさか歯医者で警察の世話になることになるとは思てへんかったな。 知人が「ええとこやで」と言うてたんで、ほんなら行ってみよかと足を運んだんや。けど、入った瞬間からなんや嫌な予感したわ。受付に三人おる女性スタッフ、全員そろって横柄や。まるで「歯、治してほしいんやったら頭も下げてもらおか」言うてるみたいやった。 「○○さんですね。保険証、出してください」その言い方がもう、完全に命令口調や。わい心の中で「ここは歯医者やなくて取調室か?」思たで。交番が近いだけに、雰囲気まで似てるっちゅう話や。 治療始まる前から不安が歯の根まで染みてきたけど、せっかく来たし、と腹くくって治療受けることにしたんや。けどな、受付のあの態度、治療より痛かったで。 わい、椅子に座りながら思た。「歯は削れても、客の気持ちは削ったらあかんやろ」とな。
山地歯科から帰ってきたらな、運転免許証もクレジットカードも入った財布が見当たらんのや。血の気がスーッと引いたで。よう考えたら、山地歯科で会計済ませたあと、観葉植物の横の椅子に腰かけてバッグの中整理してたんを思い出したんや。 慌てて電話して「そちらで財布落ちてませんやろか」と訊いたんや。出たんは、三人の中でもひときわ横柄なあの女性や。わいが「観葉植物の横の椅子や」と場所まで細かく説明したのに、返事は「ありませんけど?」の一言。まるでわいがウソついてるみたいや。しゃあないからクレジット止めて、警察にも紛失届け出して、免許再発行の手続きや。ほんまに財布ひとつで人生の歯車がギギギーっと止まる音が聞こえたで。 それから一週間後、再び山地歯科に行ったら、例の横柄女が開口一番こう言いよった。「財布、落ちてましたよ」 わいは一瞬耳疑たわ。「どこに落ちてましたんや?」と訊くと、「観葉植物の横です」 ……いやいやいや! わい前にも電話でその場所言いましたやろ? と詰め寄ったら、彼女は平然と、「その時は落ちてなかったんです」 まるで地面に落ちる瞬間をリアルタイムで見てたような言い草や。重力と時空を自在に操る観葉植物かいな! 財布に足が生えて、一週間後にひょっこり落ちたっちゅう理屈か? その瞬間、わいの頭の中でドラムが鳴った。「どついたろか!」 もちろん手は出さんかった。せやけど、心の中ではすでにノックアウト勝ちしてたで。受付に財布預かったら、まず最初にするんは電話ちゃうんか。わいの電話には「ありません」と言い切り、後から「落ちてましたよ」とドヤ顔で返すその神経。山地歯科の治療で治らんのは歯やなくて人の心やと悟った瞬間やった。
中名眼科いうのが商店街の中にあってな、山地歯科から北に300メートルほど行ったとこにあったんや。最初はそこそこ患者もおったんやけど、気のせいやろか、日がたつにつれてだんだん減っていくように見えたんや。患者が減るのに比例して、受付の女性らもどんよりしてきて、笑顔が徐々に「幻のポケモン」級のレアキャラになっていったわ。 そんな状況のある日や。中名医師の指示ミスで、わいの網膜が腫れてもうた。白内障の手術受けたあと、点眼薬が命やっちゅうのは素人のわいでもわかる話や。それを医者本人が間違えて、指示せなあかん点眼を抜かしてもうたんや。おまけに、わいが「先生、薬もうなくなりましたで」とちゃんと伝えたにもかかわらずや。「まだあるもんやと思ってた」と、サラッと言いよる。 結果、わいの視界はぼやけてグレーの世界や。中名眼科の人気と同じく、視界もフェードアウトしていく一方やった。白内障は取れたけど、信頼感は完全に曇りガラスのまま。患者が減るのは景気やらコロナやらのせいやと思てたけど、ほんまの原因はここにあったんやなと納得したわ。 医者にとっては「点眼忘れました」くらいのことかもしれんけど、わいにとっては「見える世界が消えていくかどうか」の瀬戸際や。中名眼科の看板には「目の健康を守ります」と書いてあるけど、実際に守ってるんは自分の都合とプライドだけやった。
三十年前のことや。今でも時々思い出すんや――本社から赴任してきた早稲田卒のエリート課長、高良内(こうらない)っちゅう男のことを。肩書きも経歴も立派で、話もうまいし見た目もそこそこスマート。せやけどな、この人、どう見ても「モノの扱い方」だけはおかしかったんや。 高良内課長、スパに行ったらな、備えつけの浴衣をカバンにスッと入れて持って帰るんや。それも一回や二回ちゃう。まるで記念スタンプでも集めるみたいに、行く先々で浴衣コレクションを増やしていく。宴会の席では灰皿、爪楊枝入れ、時にはおしぼりトレイまで。「これはええデザインやな」とか言いながら、平気な顔でバッグの中へイン。 家にはそれらの“戦利品”がズラッと並んどるらしい。自慢げに「ちょっとしたコレクションや」とか言うとったけど、わいからしたら「万引き美術館」や。 あの頃はまだ若かったけど、わい思たで――これはもう病気や、と。治療法のない「持ち帰り症候群」。しかも自覚なし。本人は“趣味”やと思っとるんやからタチが悪い。 それにしても、あれから三十年。ニュースで名前見かけたこともないし、警察にも捕まっとらんようや。もしかしたら今ごろ、どっかの老人ホームで「施設のスリッパ」を大事に持ち帰っとるんちゃうか。 まあ、あの頃の会社もおおらかやったけどな。誰も本気で止めへんかったんや。わい含めて全員、「まあ高良内さんやし…」で済ませとった。今思えば、あれが一番の共犯やったかもしれん。
あれはもう25年も前の話や。思い出したら今でも胃がキリキリするわ。いや、胃が痛かったんはわいやのうて、うちの所長のほうやった。いつも胃薬片手にむつかしい顔しててな、顔色だけ見たら「会社の未来」より「自分の胃の中」のほうが深刻そうやった。 せやけど、その胃薬パワーが効いとるんか知らんけど、口だけはよう回った。お客様アンケートの結果が悪いと、全員の前で当事者を呼びつけて罵倒や。「こんな数字、よう出せたな!」とか言いながら、顔真っ赤にして怒鳴り散らすんや。見てるほうが血圧上がるっちゅうねん。 そのうち、一人、二人と会社に出てこんようになった。そらそうや。胃薬飲まなやってられんのは所長だけやない。所員も心の胃に穴あいてたんや。 ほんで三人目の女子社員――共産党系の組合員やったんやけど――その子がついに立ち上がった。「パワハラで訴えます」言うてな。わい、そのとき思たで。「所長、今度は胃薬やのうて心療内科行かなあかんな」と。 その後どうなったかって? 詳しいことは言われへんけど、アンケートの「お客様満足度」よりも、社内の「所長満足度」が先にゼロになったんや。 ほんま、世の中ようできてる。あの頃、所長は「結果がすべてや!」言うてたけど、最後に出た結果は自分自身の人望スコアやったっちゅうオチや。ほんま、医者にせよ会社の上司にせよ、ろくでもない奴らばっかりわいの前に現れる。せやけどな、こうして笑い話に変えられるんが大阪人の得なとこやと思うわ。泣き寝入りせんと、まずは「アホか!」てツッコむ。それでこそわいの生きる道や。
宴会の席でな、副部長がまたウザいとこ見せよったんや。鍋つついとった社員が、自分の箸で肉取ろうとしただけやで?ほんまそれだけの話やのに、副部長は「やめときや」ぐらいで済むもんを、そこから延々と罵倒の嵐や。まるでリストラの追い込みショーでも始めたみたいやったわ。 パワハラ所長はもちろん知らん顔、他の社員も誰ひとり止めへん。まあ止めたら止めたで、次は自分が標的になるんやから、そらみんな石みたいに固まるわな。 わいもな、心の中では「この副部長、しばいたろか」と思たんや。けど現実にはようせんかった。こっちが先にリストラされてまう。せやから、ただ黙って見てるしかなかったんや。 数日後、その社員は辞めていった。辞めたちゅうより、追い出されたっちゅう方が正しいわな。ほんま、この会社の鍋は肉よりも人間の心の方が冷えとったで。
一年前の話や。イオンモールの中にある下古電機でエアコン買うたんやけど、設置の日にな、約束の時間になっても誰も来よらへん。連絡もなし。沈黙の構えや。 しゃあないから下古電機に電話したら、「ただいま混雑しておりますので、もう少々お待ちください」やて。混雑してんのは店の事情であって、わいには関係ないっちゅうねん。そっからさらに2時間待って、やっと設置の兄ちゃんらが登場や。 で、わいも黙っとれんから言うたんや。「遅いがな。遅れるんなら連絡ぐらいせぇ」ってな。ほんなら兄ちゃん、涼しい顔して「それ、営業店が勝手に決めたことでして」やて。まるで自分は天から降りて来た通りすがりの設置職人みたいな口ぶりや。知らんがな。下古電機の看板しょって来てる時点で、あんたら “チーム下古” やろ。 極めつけは帰り際や。「お客様アンケートにご協力ください」やと。よぉそんなこと言えたな、感心するわ。お前、頭大丈夫なんか?と真剣に思ったで。むしろアンケートで会社つぶす気やないかと疑うレベルや。 ほんま、エアコンよりも、わいの怒りの方がよう冷えてしもた一日やったわ。
市道と交わる交差点の角にある廻鮮寿し角損、あれ昔はよう流行っとった。味は……まあ、うまいとは言わん。けど値段が安いから、家族連れとか学生でぎょうさん賑わってたんや。 その日、わいも久しぶりに入ったんやけど、ベルトに回ってくる皿、どれも微妙で食指が動かん。ほんなら目の前におる板前に直接頼んだらええわ、と思って「すんません、サーモン一つ」って声かけたんや。 ……返事なし。 最初は聞こえてへんのかと思たで。寿司屋って騒がしいしな。けどちゃうねん。わいの後ろの席の客には、板前、元気よく「はいよっ!」って返事しとる。わいの声だけ空気扱いや。 ああ、なるほど。わいだけ回転寿司の世界から外されてるわけやな。“廻鮮”やのうて、わいだけ“静止”や。 勘定済ませて黙って出ていったけど、その瞬間思ったわ。 「ああ、ここはもう来る価値あらへんな」 て。 それから一度も廻鮮寿し角損には行ってへん。寿司よりも、店の態度のほうが生臭かったわ。
昼飯に、N商店街のはずれ、N商店街公園の前にある寿司屋に上握りを頼んだんや。出前はできへんって言うから、しゃあない、自分で取りに行った。 カウンターには寿司桶が置かれてて、それを包んだビニール風呂敷を、わいがそっとつかんだその瞬間や。 ――ビニールがするっ、とほどけて、寿司桶、地面に全散乱。 シャリもネタも、まるで“ばら寿司”の完成形みたいに広がってもうた。 おかみさん、青ざめて「すぐ作り直します!」って慌てて奥へ消えていった。まあ、そらそうやろな、とわいは待った。しばらくして受け取り、家まで持ち帰って食べたんやけど、一口噛んだ瞬間や。 口の中に、ざり……ざり……。 砂や。砂のフルコースや。 そのとき悟ったで。おかみさんの“作り直し”いうのは、地面に落ちた握りを拾い上げて、指で砂だけ払って、そっと戻す儀式のことやったんや。 わいは箸を置いて、静かに思った。 「もう二度と来るかいな」 と。 それ以来、その寿司屋には一回も行ってへん。寿司屋で砂食わされるとは、思ってもみんかったわ。
健保組合から分厚い封筒が届いてな。開けたら「任意継続被保険者の保険料等のお知らせ」やと。もうこのタイトルだけで、親切心ゼロや。 読んでみたらやな、「脱退するには3月末まで必着で申出書を送って資格喪失を申し込め」ほうほう。ほな送るがな、と思たら続きがすごい。 「資格喪失証明書は4月1日から4日に発送します」 ……ちょっと待てや。その紙がないと次の健康保険に入れへんのやろ?ほなその空白期間に、事故や病気になったらどうすんねん。「その間は自費でどうぞ」言うてるようなもんやないか。命綱を一回外してから、次つけます、みたいな話や。 不安になりながら資格喪失届を送ろうとしたら、返信用封筒が入ってへん。なるほどな。「辞める奴は自腹で切手貼れ」方式や。 しゃあないから3月初めに、封筒用意して切手貼って郵送したんや。ほれで4月4日になっても、証明書が来よらへん。 しびれ切らして健保組合に電話したら、「4月1日に発送してます」「最近、郵便事情が悪いですからねぇ」と、他人事みたいに言いよる。こっちは保険の宙ぶらりん状態で、生きた心地せえへんのにや。 結局、4月5日に資格喪失証明書が届いた。 中を見たらな、「健康保険証は同封の封筒で返送してください」やて。 その封筒……切手、貼ってへん。 わい、その封筒見つめながら思たで。「人間、社員やなくなった瞬間、ここまで扱い雑になるもんか」ってな。 会社におる間は「大切な人材」辞めた途端に「切手代は自己負担」これが健保組合流の“社会保障”なんやな。
イオンモールの中にある下古電機で、今度は電子レンジを買うたんや。 まあ家電量販店やし、対面やし、何かあっても安心やろ、そう思たわいが甘かった。 使い始めてすぐ気づいたんやけどな、この電子レンジ、扉を思いっきり押さな動かへん。軽く閉めたくらいでは無反応。毎回「気合い入れてドン!」せなあかんレンジて、それもう調理器具やのうて筋トレ器具やろ。 「不良品つかまされたわ」と思て、下古電機に電話しようと保証書開いたら、書いてあるのがこれや。 『故障の場合は、直接メーカーへご連絡ください』 ……は? それやったら、わい、なんで下古電機で買うたんや。店員の笑顔も、ポイントカードも、全部「売るとき限定サービス」やったんか。 これやったら正直、値段の安いネットで買うたほうがまだマシや。 少なくとも「うちは関係ありません」みたいな顔はされへん。 エアコンの件もあったし、わいはここで決めたで。もう二度と下古電機では買わへん。 試しにメーカーのパナソニックに連絡したら、これがまた気持ちええ対応や。話は早いし、説明も丁寧、「申し訳ありません」の一言もちゃんとある。 同じ家電でも、メーカーは「お客さん」扱い、下古電機は「売ったら終わり」扱いや。 ほんま、大違いやったわ。 レンジより、下古電機の対応のほうがよっぽど冷え切っとる。
長いこと乗っとった自転車が、ついに動かんようになった。 あれはな、兄弟姉妹で金出し合うて、亡くなった義父に贈った自転車や。 義父が亡うなってからは、わいが譲り受けてずっと乗ってた。 ただの自転車ちゃう。思い出込みの乗り物や。 近所の小っちゃい公園の横にある自転車屋、サイクルショップMに持って行った。 親父さんが自転車触りながら言うた。 「ほんまにええ自転車やけどなぁ、もう寿命やわ」 せやけどな、そのまま帰らせへんのがこの親父や。 「応急やけど、動くようにはしとくわ」言うて、 黙って修理してくれたんや。 今度あかんようになったら買い替えやで、とブリヂストンや丸石自転車のパンフレットまでくれた。 値段見たら、さすが一流メーカー、正直高い。 しばらくして、また自転車が動かんようになった。 「よっしゃ、覚悟決めてMで買おう」思て行ったら、 店、閉まっとる。 「しばらく休みます」の張り紙だけが、妙に静かやった。 通勤で使うから待ってられへん。 しゃあなしに県道沿いのサイクルベースあさひへ行った。 確かに安い。「自社製ですから」言うて胸張っとる。 坂が多い土地やからって、5段変速を薦められた。 保険もあれこれ付けられて、気ぃついたら全部込みで購入や。 けどな、5段変速、ほとんど使わへん。 そしたらしばらくして、変速できんようになった。 持って行ったら店員が言う。 「使わないと壊れるんですよ」 ……それ、最初に言わなあかんやろ。 修理代、しっかり取られる。 半年後、今度はサドルが割れる。交換、高い。 また半年後、変速ダイヤルのカバーが溶けてきて、手がベトベト。気色悪い。 タイヤ交換も高い。 パンク修理のついでに「ブレーキ効き悪い気するんやけど」言うたら、「点検は〇〇〇円かかります」 安い自転車やと思て買うたら、 あとからあとから金取られる仕組みやった。 自転車自体は安いかもしれん。 けどな、アフターケアが高すぎる。 サイクルショップMみたいに「ついでにここも見とこか」そんな一言は、最後まで聞かんかった。 結局わいは、安いと思て買うた自転車で、いちばん高い買い物してもうた。 もう決めた。 二度とサイクルベースあさひでは買わへん。 関わりもせえへん。 次はな、たとえ高うても、顔と名前覚えてくれる親父がおる店で買うわ。 自転車は値段やのうて、誰から買うかやと、ようやくわかった歳や。
昼過ぎにな、スーパーサンディで「ネオレーズンバターロール」ちゅうパンを買うたんや。翌朝の朝メシ用や。その日はもう食う気なかったし、袋も開けんと、そのまま置いといた。 で、翌朝や。さあ食べよか、と思て何気に消費期限見たらな、昨日の日付やないかい。 一瞬、目ぇ疑たで。もう一回見たけど、やっぱり昨日。「タイムスリップしてきたパンか?」と思たわ。 まあな、買うときに確認せえへんかったわいが悪いのは悪い。それは認める。せやけどや、どこのスーパーでも、期限が翌日までとかやったら、たいてい20%引きとかのシール貼るやろ。あれが一種の“注意喚起”みたいなもんや。 それがな、何にも貼ってへん。正価販売や。普通に朝まで持つ顔しとった。 パンは消費期限が早い、それはよう聞いとる話や。せやから今回、ちゃんと確認してほんまによかった。下手したら、「ネオレーズンバターロール」と一緒に腹痛もセットで味わうとこやった。 結局そのパンは、わいの胃袋やのうて、ゴミ箱行きや。レーズンよりも、教訓だけが残った。 これからスーパーサンディで買い物するときは、どんなに安うても、どんなにうまそうでも、賞味期限・消費期限は必ず確認する。 サンディで学ぶ人生の知恵、また一つ増えたわ。
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